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【異常歩行!? 原因は股関節】

目次

異常歩行とは?

・神経系疾患に関連する異常歩行、筋骨格系疾患に関連する異常歩行など様々な歩行があります
原因は様々あり
1.脳卒中などの脳血管疾患
2.脊柱管狭窄症などの神経疾患
3.変形性関節症などの骨・関節疾患
4.閉塞性動脈硬化症などの血管疾患
5.外傷(骨折や筋断裂など)
6.足の変形(関節リウマチ、外反母趾など)

・筋骨格系疾患の異常歩行
トレンデレンブルグ歩行、デュシャンヌ歩行がある

トレンデレンブルグ歩行→患側の骨盤が挙上
デュシャンヌ歩行→観測へ体幹が側屈

股関節の機能解剖

・股関節周囲筋
大臀筋・中臀筋・小臀筋、大腿筋膜張筋、大腰筋、腸骨筋、
深層外旋6筋(梨状筋、大腿方形筋、上双子筋、下双子筋、外閉鎖筋、内閉鎖筋)

大臀筋・中臀筋・小臀筋

大臀筋は上部繊維と下部繊維に分かれてお尻の大半を占める筋肉

大臀筋上部繊維は股関節外転・伸展

大臀筋下部繊維は股関節内転・伸展

大臀筋上部繊維
踵設置より活動し、立脚中期で筋活動が最大となり
その後踵離地に向けて減少していく
立脚初期や立脚期に股関節外転作用にて
股関節内転に伴う骨盤の遊脚側への下制に対して制動に関与

大臀筋下部繊維
踵接地直前から先行して活動し、
足底接地前に活動がピークに
立脚初期において腰椎前弯に
骨盤前傾に伴う股関節屈曲を制動するために関与

まとめ
大臀筋下部繊維は踵接地時の股関節屈曲の制動に関与し
上部繊維は立脚初期から中期にかけて股関節内転の制動
立脚側の股関節外転による骨盤の下制に関与

中臀筋は前部繊維と後部繊維に分かれる

中臀筋前部繊維は股関節内旋

中臀筋後部繊維は股関節外旋

中臀筋前部繊維は股関節内旋に作用するため歩行時立脚初期に安定性として関与

中臀筋後部繊維は股関節外旋に作用し歩行時の立脚初期にエキセントリックに働き安定性やコントロールに関与

前部繊維、後部繊維ともに歩行時は骨盤の安定性に関与し歩行の効率的になるように作用
弱化するとトレンデレンブルグ歩行やデュシャンヌ歩行が出現

小臀筋は前部繊維、後部繊維にわかれる

小臀筋前部繊維は股関節内旋に働き関与

小臀筋後部繊維は股関節外旋の働き関与、90度以上は外旋作用はなくなり内旋に作用

原因

中臀筋・小臀筋の弱化、滑走障害、股関節の内転制限、股関節〜足関節の痛み

異常歩行だと歩行速度低下、見た目が悪い、股関節の痛みにつながる

改善方法

マットピラティスエクササイズでアップ&ダウン詳しくは下記の動画で

動画で学ぶ

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