「ヨガとピラティス、どちらが自分に合っているんだろう?」——横浜・関内でスタジオを探されている方から、よくいただくご質問です。どちらも良い運動ですが、目的がはっきり違います。理学療法士の視点から整理してお伝えします。
ひとことで言うと
ヨガは「心を整える」ことから始まり、ピラティスは「体を治す」ことから始まりました。この出発点の違いが、今の内容の違いにそのまま表れています。
- 姿勢・肩こり・腰痛を変えたい → ピラティス
- リラックス・柔軟性を高めたい → ヨガ
| ピラティス | ヨガ | |
|---|---|---|
| 成り立ち | 負傷兵のリハビリとして考案 | 古代インドの修行法が起源 |
| 主な目的 | 姿勢改善・体の機能を整える | 心身のリラックス・柔軟性 |
| 呼吸 | 胸式呼吸(交感神経を優位に) | 腹式呼吸(副交感神経を優位に) |
| 動き | 動き続ける(流れの中で鍛える) | ポーズで静止して保つ |
| 効きやすい所 | インナーマッスル・体幹 | 柔軟性・心の安定 |
| 道具 | 専用マシンを使うことがある | マット中心 |

ピラティスは「リハビリ」から生まれました
ピラティスは第一次世界大戦中、負傷した兵士の回復のために考案されたエクササイズです。ベッドのスプリングを使って寝たままでも体を動かせるように工夫したのが、今のリフォーマーなどのマシンの原型になっています。
つまりピラティスは、はじめから「弱った体をどう回復させるか」を目的に設計されているということです。姿勢の崩れ、肩こりや腰痛、動きにくさといったお悩みに向いているのは、この成り立ちによります。
呼吸の違いが、体に与える影響を変えます
見落とされがちですが、実はここが大きな違いです。
ヨガは主に腹式呼吸を使います。お腹をふくらませて深く息を吸い、副交感神経を優位にしてリラックスへ導きます。
一方ピラティスは胸式呼吸が基本です。お腹は締めたまま肋骨を左右・後ろへ広げるように吸います。こうするとお腹の圧(腹圧)が保たれ、体幹が安定した状態で手足を動かせます。
交感神経が優位になるため、レッスン後は「スッキリして頭が冴える」と感じる方が多いのが特徴です。

どちらを選べばいい?
ピラティスが向いている方
猫背・反り腰・巻き肩などの姿勢を変えたい。肩こりや腰痛を根本から改善したい。お腹を引き締めたい、体のラインを整えたい。運動が苦手で、正しい動き方を教わりたい。——こうした目的の方にはピラティスをおすすめします。
ヨガが向いている方
とにかくリラックスしたい。ストレスを和らげたい。ゆっくり柔軟性を高めたい。呼吸を深めて心を落ち着けたい。——こうした目的ならヨガのほうが合っています。
両方やっても構いません
どちらか一方を選ばなければいけない、ということはありません。実際、ヨガに通われていた方がピラティスに切り替えたり、両立されたりするケースもあります。
当スタジオにも、ヨガから移られたお客様がいらっしゃいます。
「一回でストレートネックが改善されました!いままでヨガに通っていましたが、これを機にピラティスに切り替えようと思います」とのお声をいただきました。→ 「1回でストレートネック改善」お客様の声
ジムの筋トレとも違います
「ジムに通っているから十分では?」と思われるかもしれません。しかしジムの筋トレは主にアウターマッスル(表面の大きな筋肉)を鍛えるのに対し、ピラティスはインナーマッスル(体の深部で姿勢を支える筋肉)に働きかけます。
普段からジムに通われているお客様からも、「ジムとは違い、自分の体のどの部位が苦手だったり、簡単そうな動作がすごく難しかったりして、自分の体を改めて見返してみたいと思った」というお声をいただいています。→ 「すごく自分に合っている」お客様の声
マットピラティスとマシンピラティスの違い
ピラティスの中にも2種類あります。マットピラティスは自分の体重を負荷にして行うもの。マシンピラティスはリフォーマーやキャデラックなどの専用マシンを使います。
マシンはスプリングの力で「補助」も「負荷」もできるのが大きな利点です。
体が硬い方や動きにくい部分は助けてもらい、鍛えたい部分にはしっかり抵抗をかける——この調整ができるため、運動が苦手な方でも正しい動きを体感しやすくなります。→ 当スタジオのマシン紹介

迷ったら、まず体験してみてください
文章で読むよりも、実際に体を動かしていただくのが一番わかりやすい方法です。当スタジオの体験レッスンでは、レッスンの前後で姿勢の写真を撮影し、ご自身の体がどう変わるかを目で確認していただけます。
ピラティススタジオあるくは、JR関内駅から徒歩7分、みなとみらい線馬車道駅から徒歩5分の女性専用・完全個室のマシンピラティススタジオです。
理学療法士である代表と、その研修を受けたスタッフが、姿勢や動きのクセを評価したうえでマンツーマンで指導します。→ 体験レッスンのお申し込みはこちら
コースの内容はレッスンメニュー、よくいただくご質問はよくある質問、実際の変化は姿勢のビフォーアフターでご覧いただけます。

