本日は正しい座り姿勢についてです
正しい座り姿勢とはどんな姿勢なのか?
正しい座り姿勢とは
頭からお尻まで一直線
耳→肩峰(肩)→大転子が真っ直ぐになるように座る
イメージ図
真っ直ぐ座るためには
大腰筋や多裂筋が適切に収縮しなければいけません
大腰筋は腰椎から小転子(大腿骨)まで付着しています。
大腰筋は骨盤を前傾させたり、股関節を屈曲させる作用があります。
大腰筋が適切にカラダがを起こすことが難しく
骨盤が後傾してきてしまいます
多裂筋は仙骨から腰椎〜胸椎まで筋肉が付着しています
多裂筋は脊柱を伸展(伸びる)しることでカラダを起こせます
この2つの筋肉が適切に収縮することで
カラダを真っ直ぐにすることに必要な作用になります
不良姿勢の座り方
不良姿勢の座り方とは上記の正しい姿勢とは異なり
猫背になったり、円背姿勢になったりします
多くの人はスマホやパソコンなどする時に
背中が丸くなり頭頚部が前方に突出し
作業することが多いです
機能的にどうなっているのか
・骨盤が後傾(骨盤が丸まる)
・腰椎生理的前弯が消失(腰が丸まる)
・胸椎過後弯(より猫背姿勢になる)
・頭部前方変位(ストレートネックが助長される)
・肩甲骨外転(肩甲骨が外に広がる)
・肩関節内転・内旋(巻き肩になる)
・猫背
・反り腰
・仙骨座り
原因
原因は以下になります
・骨盤(多裂筋、大腰筋)
・肋骨(腹筋群・広背筋)
・猫背(僧帽筋・前鋸筋)
骨盤
骨盤については先ほど説明した通りになります
肋骨
反り腰がの方は肋骨が開き正しい姿勢から
逸脱してしまいます。
原因は腹筋群(特に内外腹斜筋、広背筋)
内外腹斜筋が弱化していると力が入りずらいので
肋骨が広がって引き締めることができません
この筋肉たちがしっかり収縮することで
肋骨を広がりを抑えられます
広背筋は硬くなったり、短くなると
腰が反りやすくなります
腰をそってしまうと肋骨が広がりやすく
なるのでより腹筋群の力が
必要になります
猫背
猫背の原因として『僧帽筋』『前鋸筋』があります
僧帽筋は上部・中部・下部に分かれており
中部と下部は肩甲骨を脊柱に引き寄せたり
下制(下にする)する作用があるので
猫背とは逆の動きになるので
正しい姿勢に近づきます
そして前鋸筋は肩甲骨を安定する働きがあります
前鋸筋が硬くなったり、短くなったりすると
肩甲骨の内側が浮き出たり
外に開いたりして猫背を助長させることになります
改善方法・ポイント
・坐骨が床に触れる
・肋骨が開かない
・背中が丸まらない
・頭頚部が前に出ない
・骨盤中間位(前後ろに倒れない)
・耳〜肩〜股関節がまっすぐ
上記が改善方法・ポイントとなります