本日の投稿は股関節の痛みについてです
股関節の痛みはなぜなるのでしょうか?
股関節の関節は球関節であり360°すべての方向に動きます
筋肉の影響
そのため筋肉の影響が大きく関与します
股関節周りの筋肉はなにがあるのでしょうか・・・
・腸腰筋・梨状筋・大腿筋膜張筋・大腿直筋・大内転筋・長内転筋
・大臀筋・中臀筋・小臀筋・恥骨筋・内閉鎖筋・外閉鎖筋等々
この様にたくさんの筋肉たちが存在します
これは股関節周囲の筋肉です
たくさん筋肉があるのでバランスよくすべて機能していれば問題ないのですが
普段の姿勢(足組んだりとか座り姿勢が崩れていたり、立ち姿勢が崩れていたり)が悪いと一箇所に負担がかかったり
硬くなったり、弱くなったりしてアンバランスが生じます
このアンバランスから痛みがみられてきます
考え方としては
筋肉が硬くなり
過小運動性(筋肉が硬くなりうごきが少なくなる)または過剰運動性(一方の筋肉が弱くなり過剰に動きすぎる)
これも普段の生活動作や今までのカラダの使い方に依存します
またスポーツなどで特別な動き方になり体への負担がかかっても同じことになります
関節の影響
次は視点を変えてみてみます。関節の動きに着目してみましょう
股関節の動きはあらゆる関節や骨の動きに連動します
・腸骨や仙骨の動き(仙腸関節)
・骨盤と腰椎の動き(腰椎・骨盤リズム)
・腸骨と大腿骨の動き(股関節)
・膝関節と足関節の動き(立位で立っている場合は股関節の動きを伴うため)
このように他の関節の影響を受けて動いています
仙腸関節
腸骨と仙骨は下記の位置にあり
この間を仙腸関節といいます
仙腸関節は股関節だけではなく
他の部位にも(腰や足など)痛みを生じることがあります
仙腸関節自体は数ミリしか動かないですが、圧縮ストレスやルーズ二ング、剪断ストレスがあると
症状がみられます
腰椎と骨盤の関係(腰椎・骨盤リズム)
次に腰椎と骨盤の関係(腰椎・骨盤リズム)ですが
腰椎と骨盤が連動して動くことをいいます
例えば骨盤前傾した時に腰椎は屈曲してきます。逆に骨盤後傾した場合は腰椎は伸展します。
このことを腰椎・骨盤リズムと言います
これがうまく連動しないと股関節や腰椎に痛みが不調が生じます
腸骨と大腿骨の動き(股関節)
股関節とは腸骨とのことです
関節が丸い分自由度が多く様々な方向へ動きます
筋肉の影響や強靭な靭帯で守られています
膝関節と足関節
股関節は膝関節と足関節の動きに連動しています。逆も言えます
膝や足関節の影響が大きいのです