本日は腰痛について考えてみます
腰痛と言っても様々な状態にあります。
ここで言うのは非特異的腰痛(診察や画像初見で原因が不明)のことについて取り上げる
非特異的腰痛は原因が不明であり画像初見ではわからない状態である
主に筋肉や靭帯、筋膜、皮膚などの軟部組織の要因があることが少なくない
腰痛を関連が深い筋肉大腰筋について深堀していく
大腰筋とは
T12〜L5から始まり大腿骨小転子まで筋が付着している

脊柱の外側から筋が始まっているため側屈へのモーメントアームが長くなります。この大腰筋が短縮したりすると一側であれば側屈に影響がでて、両側の短縮であれば腰椎の前弯そして骨盤前傾などに影響がでます。
大腰筋の起始部はT12〜L5と広範囲であり一部か硬くなって場合前後に剪断する作用があります。
股関節を跨いでいるため股関節屈曲位または伸展位で状態がかわります
起始部の一部は横隔膜と繋がっています。

横隔膜は呼吸で上下に動きます
このように関節を跨ぎ他との筋肉と連結している部分も多く
様々な要素で腰部への負担がかかります
大腰筋は腰痛との関係性は深いのです
次回に続く・・・